映画だけか、PCでも使うか。
REAL 3Dを使うには対応ファームウェアが必要です。旧記事の「Oneでは使えない」という説明を、そのまま現在の選び分けには使えません。
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01 / AT A GLANCE
まずは、違いを一覧で。
数値・機能はメーカーの掲載情報です。モノサシによる実測値や、すべての環境での体験を示すものではありません。
| 比較項目 | XREAL One | XREAL 1S |
|---|---|---|
| 国内公式の税込表示価格 | 62,980円 | 67,980円 |
| 確認時の公式販売表示 | 売り切れ | 購入ボタンあり(実在庫・納期未確認) |
| 片眼解像度/画面比率 | 1920×1080/16:9 | 1920×1200/16:10 |
| 公称視野角 | 50° | 52° |
| 公式輝度表記 | 600ニト | 700ニト |
| 最大リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
| 本体による画面固定 | X1チップ・3DoF対応 | X1チップ・3DoF対応 |
| 2DからのREAL 3D変換 | 対応ファームウェアへ更新して利用 | 対応ファームウェアへ更新して利用 |
| 内蔵音響/電子調光 | Sound by Bose/3段階 | Sound by Bose/3段階 |
数値はメーカー公称値です。最大120HzはREAL 3Dなど全モードでの動作を保証する値ではありません。モノサシでは両機種の実機比較を行っていません。下のレビューは公式仕様と第三者の実機・利用者レビューを照合した見解です。
02 / THE DIFFERENCE
選択を左右する、4つの違い。

5,000円差は、同じ日に表示された本体価格の差
Oneの通常価格69,980円と1Sの67,980円を比べると、1Sのほうが安く見えます。一方、今日のOneには62,980円という表示があり、差額の向きは逆です。ただしOneは公式で売り切れ。表示価格で今買えるとは限りません。販売店を探すときは、新品と中古、保証期間、付属ケーブルの有無を揃えて比べましょう。5,000円安くても必要なものを買い足すなら、最終的な差は小さくなります。
1200pの良さは、まず縦に使える範囲が増えること
横の画素数はどちらも1920で、1Sは縦が1080から1200へ増えています。PCが1920×1200で出力できれば、Webページや作業画面を縦に広く表示できるのが良さです。一方、16:9の映像を比率を保って16:10へ収める場合、上下に余白ができます。これは画面比率から分かる違いで、映画の細部が自動的に増えるわけではありません。動画だけを見る人は、字幕の読みやすさや顔への合い方も一緒に見たいところです。
画面固定もREAL 3Dも、両方で楽しめる
ソファで少し顔を動かしても、画面の向きを保って見たい。そんな使い方を支えるX1チップと3DoFは共通です。普通の動画に奥行きを付けるREAL 3Dも、現在の公式案内ではOneシリーズが対象。1Sだけのために5,000円を払う機能ではありません。なお、REAL 3Dは元から立体撮影された映画と同じものではなく、強い設定では歪みや発熱などが増える場合があると公式が案内しています。普段の2D表示と、作品に合わせて選ぶ機能と考えるとよさそうです。
買う前に、いつもの端末で映画を映せるか確かめる
両方とも映像を送る機器と給電が必要です。USB-Cなら何でもつながるわけではなく、公式案内はDP映像出力と5V・1Aの給電を条件にしています。使いたいスマートフォンやPCの型番、動画サービスの外部画面への出力条件を先に確認しましょう。接続用の機器や度付きレンズが必要なら、本体価格へその費用も足します。公式FAQではOneと1Sの度付きレンズ設計は共通ですが、新しく作るレンズ代まで本体に含まれる意味ではありません。
MONOSASHI / OUR TAKE
モノサシのレビュー。
Oneは、映画を大きく楽しむ基本が今も揃う
Oneの魅力は、画面固定と音を一台にまとめたことです。テレビを置けない部屋や出張先でも、対応端末から自分用の映像を見られます。第三者の実機レビューでも映画用途の映像と内蔵音響は好意的に扱われていました。モノサシでは、16:9の動画が中心で、良い購入条件を見つけた人なら、旧モデルでも候補に残す価値があると考えます。
価格の評価は在庫とセットです。公式の62,980円で注文できない以上、「必ず5,000円節約できる」とは勧められません。また、音漏れや本体の温かさに触れた実機報告もあり、周囲に人がいる場所ではイヤホンを使う場面も考えておきたいところです。
在庫と保証を確認でき、試着でも字幕が読みやすかった人に勧めたい一台です。画面固定やREAL 3Dだけが目的なら、1Sとの差額を必須の出費と考えなくてよいと思います。
1Sは、映画からPC作業へ使い道を広げやすい
1Sの67,980円は、映画だけでなくPCの外部画面としても使う人に納得しやすい価格だと考えます。縦に広い表示と高い公称輝度を選べるからです。文字の見やすさを評価した実機報告がある一方、動画では解像度の差を強く感じなかった報告もありました。この違いを踏まえると、映画のためだけに数字の大きさを追うより、PCでも使う予定があるかを考えるほうが選びやすくなります。
利用者の投稿には、画面固定や3D変換を楽しむ声もあります。ただし少数の事例であり、誰にでも同じ見え方になる根拠にはできません。長くかけたときの熱や、接続機器による認識のばらつきにも実機報告があります。購入前には、字幕の端まで読めるか、いつもの端末ですぐ映るかを確かめたいところです。
まだどちらも持っておらず、映画とPCの両方で使いたい人には1Sから検討することを勧めます。Oneを安く買える店を探すより、現行の購入窓口から選びたい人にも向いています。最後はレンズや接続機器を含めた総額で、無理のない一台を選びましょう。
03 / THE DECISION
あなたなら、どちら?
映画中心で、買える条件に納得できたら
- 新品・中古の区別と保証を確認し、総額を抑えて買える
- 16:9の映画や動画を中心に見る
- 試着で自分に合い、画面固定やREAL 3Dを使いたい
映画も、縦に広いPC画面も使いたい
- 映画に加えて、PCの1920×1200表示も使う予定がある
- 700ニトの公称輝度と52°の視野角に魅力を感じる
- Oneの在庫探しより、現行の購入窓口から選びたい
どちらもまだ持っていない人は、診断ツールでOneと1Sを並べ、予算や画面、接続機能の希望を整理してみてください。診断の数値は、実測の画質や自分の顔への合い方を保証するものではありません。表示価格だけでなく、実際に買える価格も合わせて選びましょう。


04 / QUESTIONS
買う前に、確認したいこと。
初めて映画用に買うなら、Oneと1Sのどちらですか?
新品を今から探すなら1Sを先に検討します。国内公式ではOneが62,980円で売り切れ、1Sが67,980円で購入ボタンのある状態でした。Oneの在庫と保証を確認でき、映画中心で総額を抑えられるならOneも候補です。価格・販売表示は2026年9月29日の確認時点です。
REAL 3Dは1Sだけの機能ですか?
現在はOneでも使えます。公式はOneシリーズをREAL 3Dの対象とし、最新ファームウェアへの更新を案内しています。古いレビューの非対応という説明ではなく、現在の対応状況で選びましょう。
1200pなら、映画も必ずOneより細かく見えますか?
そのようには断定できません。横は両方1920画素で、1Sは縦が1200画素へ増えています。16:9映像を比率を保って16:10画面に収めると上下に余白ができ、元映像の細部が増えるわけではありません。字幕の見え方などは実機で確認してください。
スマートフォンだけで映画を見られますか?
公式の接続条件を満たす端末なら、映像と電源をUSB-C経由で送れます。DP映像出力と5V・1Aの給電への対応、動画アプリの外部出力条件を確認してください。端子がUSB-Cでも非対応の機種があり、接続機器が別途必要になる場合があります。
すでにOneを持っている人は、1Sへ買い替えるべきですか?
映画の見え方に満足しているなら、まず対応ファームウェアへ更新してREAL 3Dも試すのがよいと思います。PCで縦に広い表示が必要など、具体的な理由があれば1Sを試着して検討しましょう。5,000円は初回購入時の表示価格差です。買い替えでは1S本体の67,980円が新たな支出となり、Oneの売却額や追加機器の費用は別です。
度付きレンズは共通ですか?
公式FAQではOneと1Sは同じ度付きレンズ設計を採用すると案内しています。すでに作ったレンズの流用はフレームや度数の状態も含めて販売店へ確認してください。初めて買う場合はレンズ作製費を別に見込みましょう。One ProやAirシリーズまで共通という意味ではありません。